ここリューデスハイムは11月に入り、めっきり寒くなってきました。朝晩の気温はマイナスにもなるくらいで、吐く息の白さがドイツの冬の厳しさを物語っています。 街のあちらこちらでは、すでにクリスマスマーケットの準備が始まっています・・・ 寒い冬のひとときに、甘いワインとケーキでティータイム・・・なんていかがでしょうか。 (特にベーレンアウスレーゼクラスの極甘口ワインとご一緒にどうぞ)
(パウンドケーキ型2個分)
<材料>
 
赤ワイン 100ml
小麦粉 250g 
砂糖 250g
卵  2個 
バター 250g
チョコレート 50g
  (市販のものを細かくしたもの)
ココアパウダー  小さじ1
バニラシュガー 5g 
ベーキングパウダー 8g 

◆作り方◆ 
@ 小麦粉とベーキングパウダーはふるいにかけ、バターは常温で柔らかくする。
A ボールに砂糖、卵を入れ、泡だて器で混ぜる。
B Aに柔らかくしたバター、ふるっておいた粉類、バニラシュガー、ココアパウダー、チョコレートを入れ、更に混ぜる。
C 全体がまとまってきたら、赤ワインを入れる。
D 型にバターを塗り、生地を注ぎ込む。
E あらかじめ175度で予熱しておいたオーブンに入れ、45分焼く。

焼きたてのアツアツも美味しくいただけますが、一日置いたしっとりした口当たりもお薦めです!

ツビーベルクーヘンをご紹介します。ツビーベルクーヘンはスイス・バーゼルでのカーニバル祭りの伝統料理で、ドイツではぶどうの収穫時期にしか飲めない期間限定の新酒、フェダーバイサーに欠かせない料理です。Zwiebelとは玉ねぎ、Kuchenはケーキの意味。玉ねぎのケーキなんて・・・と思うかも知れませんが、タルト生地に玉ねぎと卵が載せてある、キッシュのようなものです。軽食感覚ですので、ワインが進むこと間違いなし!フェダーバイサーが出る時期になると街角のパン屋やレストランでよく見かけますが、各家庭でも作るようです。

◆作り方◆

@ 平均的なかたさの生地を作ります。
  小麦粉に牛乳を加えながらこねていきます。薄く小麦粉をひいた鉄板に生地を置き、均等に伸ばします。
  端はタルトのように高めに作りし、ばらくの間そのままそっとしておきます。
A 生地に載せるものを作ります。
  玉ねぎは皮をむいて薄く輪切りにし、温めたフライパンにバターと角切りにした脂肪をいれ炒めます。
  透明になるまで炒めます。火からおろし、冷まします。
B サワークリームと卵、塩、キャラウェイを強くかき混ぜます。冷ました玉ねぎを加え、生地の上に均等に載せていきます。
C 200〜210度に温めたオーブンで30分ほど焼き、出来上がり!

フェダーバイサーに限らず白ワインとよく合う料理ですので、是非ご家庭でもドイツ白ワインとお楽しみ下さい。

<材料>
小麦粉 175g
牛乳  少々
脂肪 30g
玉ねぎ 500g〜750g
燻製ベーコン 50g〜80g
サワークリ−ム 大さじ4杯
たまご 2個塩
キャラウェイ(香辛料)

アツアツより少し冷ました方が美味しいとのこと。
ケーキのように切り分けて、どうぞ召し上がれ!

暖冬といわれる今年のヨーロッパ。それでも朝晩の冷え込みは身体に染み渡ります。そんな冷えた身体を暖めるグラーシュスープをご紹介いたします。ハンガリーが起源とされているこの料理ですが、ドイツをはじめヨーロッパ各国で親しまれています。寒い冬もこれで身体の芯からポッカポカです!

グラーシュスープ 4人分

<材料>
ジャガイモ 2個
カレー用肉 250g
玉ねぎ   大1個
トマト   2個
パプリカ  1個
小麦粉   大さじ2
ラード   大さじ2
塩・パプリカ粉・キャラウェイ(香辛料)
・マジョラム(香辛料) 適量
◆作り方◆
@ ジャガイモはさいの目に切り、少量の塩を加えたたっぷりのお湯で茹で、ざるにあげておく。
A 玉ねぎはみじん切りにし、ラードを敷いた鍋で半透明になるまで炒める。
B Aに適度に切った肉を入れ、火を通し、塩で味をつける。
C Bに一口大に切ったトマトとパプリカを入れ、汁気がなくなるまで煮る。
D Cに水約1リットルとパプリカ粉、小麦粉を入れ、小麦粉を完全に溶かす。
E スープを短時間沸騰させ、そこに茹でたジャガイモを入れる。
F 塩、パプリカ粉、キャラウェイ、マジョラムで味付けし、出来上がり。

スープだけでももちろん美味しく召し上がっていただけますが、パンにグラーシュスープを浸していただいてもまた美味です♪
この料理にはドイツ産、辛口の赤ワインがおすすめです!

ホワイトアスパラ
     オランダ風ソース 4人分

<材料>
ホワイトアスパラ 1kg

(A)
バター 100g
卵黄  2個分
レモン汁 小さじ1
白ワイン 少々
塩・こしょう・砂糖 各少々

最近暖かい日が続いている、ここリューデスハイム。小鳥のさえずりと庭先の色とりどりの花が、ラインの春の訪れを告げています。
ドイツの春の風物詩といえば、なんといってもホワイトアスパラ!春の訪れとともにスーパーだけでなく、道端やガソリンスタンドなどにもアスパラを売る専用の屋台がお目見えします。
日本ではグリーンアスパラに比べると生のホワイトアスパラが出回る量は極わずかですが、この2つのアスパラの違いを簡単に説明すると、同種のアスパラに日光を当てて育てるとグリーンアスパラに、土を被せて栽培するとホワイトアスパラになります。ドイツは日本と比べて日射時間が少ないからでしょうか、ホワイトアスパラが主流のようです。
台所用品のコーナーにはアスパラを調理するための専用皮むき器、背の高いお鍋と、グッズも充実しています。レストランのメニューにはこの時期、アスパラを使った料理がずらり。
     今回は一番人気のオランダ風ソースのレシピをご紹介します。

◆作り方◆

@ アスパラを良く洗い、上から下へ皮を剥き、下の筋の部分は切り落とします。
A 鍋にたっぷりの水、塩・砂糖(分量外)各小さじ1を入れて沸騰させ、アスパラを根の部分から入れ、中火で15〜20分ゆでます。
B バターを別の鍋に入れ、かき混ぜずに弱火で溶かします。溶かしたバターを他の容器に移します。
C Aの材料をボウルに入れ、湯せんでクリーム状になるまで混ぜます。
D CにBの溶かしバターを少しずつ加え、その都度泡だて器でよく混ぜます。
E 水気をしっかりきったアスパラをお皿に盛り付け、ソースをかけ、パセリを飾り付けて出来上がり。

このソースはアスパラの他、野菜、お魚料理などにももってこいの、クラシックな料理の基本的なソースのひとつです。
是非、お試し下さい!濃厚なこのソースには、さっぱりとしたドイツ産の辛口白ワインがよく合います。
ドイツワイン専門店 プロストワインハンデル
プロスト・ワインハンデル社(Prost Weinhandel KG)は、
ドイツのリューデスハイムに拠点を置くワイン会社です。
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